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2007年05月01日

MCJ(6670)に聞いてみた

MCJ(6670)に以下の質問をしてみました。

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2010年までの中期間にて御社の成長を牽引する要因があるとすれば、
どのようなものであるか教えて下さい。

同様にリスクとしてどのようなものを考えているか株主に分かりやすい言葉で
教えて下さい。

御社が成長する上で削るべきもの、追加すべきものを挙げて下さい。
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【MCJの回答】

1.当社の成長要因について

当社グループは、パーソナルコンピューター(PC)の製造・販売を基幹事業としつつ、
PCを起点としたあらゆるサービスを提供する、総合IT企業グループを目指しております。
具体的には、PC本体を「マウスコンピューター」ブランドで販売することをはじめとして、
 ・PCを組成する各種パーツの調達・販売
 ・PC関連書籍の編集・販売
 ・PC周辺関連機器の輸入・販売
等をおこなっており、株式会社MCJはグループ子会社を束ねる持株会社
として、各社の管理・運営を統括しておこなっております。

PC市場自体は既に成熟状態にあり、熾烈なシェア争いが続いておりますが、
そうした中での当社グループの成長要因は以下のとおりです。

【1】先進性
主力事業を担う株式会社マウスコンピューターの強みは、BTO(Build To Order:受注生産)
という販売方式にあります。日々、PCを構成するパーツの更新をおこなうことで、
季節ごとの「○○モデル」という枠にとらわれることなく、常に最新のパーツで
構成されたPCの提供が可能となります。

PC業界は技術革新がめざましく、短いスパンで各パーツベンダーから新製品がリリース
されていますが、こうしたベンダーの最新技術を取り込み、速やかに製品化することは
チップセットメーカーや各種ベンダーとの関係を密にしているからこそ実現できるもの
であり、その対応速度には自信を持っております。
リリース当初のパーツは比較的利幅が大きいため、技術対応速度への定評がさらに
高まることによって、さらなる利益向上に寄与するものと考えております。

【2】低価格化
マウス社では、創業以来、徹底してコストパフォーマンスにこだわり、いわゆる
ホワイトボックスPC(無駄を省き、価格面・機能面にフォーカスしたオリジナル
ブランドPC)の普及に努めてまいりました。
そして、本年5月11日、同じくホワイトボックスPCの普及に努めてきた
アロシステム株式会社を完全子会社化する予定となっております。
パーツは大きなロットで購入すればする程、仕入価格を抑えることができるのが
一般的ですので、アロシステムとの統合によってさらに価格競争力を高める余地が
ございます。

【3】グループシナジーの追求
当社のグループ戦略は常にPCを起点とするものですので、事業上の関連性が数多く
ございます。既にユーザー様情報の共有や業務の委託・受託関係の構築は進めて
おりますが、まだシナジー追求の余地は残されております。
異なる複数事業間におけるコラボレーション等を積極的に実施し、MCJグループとしての
メリットを最大限に活かすことが、ユーザー様へのより有益なサービスの提供、そして
グループ業績の底上げにも繋がると考えております。

【4】新規事業の開拓
上記3点の他に、『iriver』ブランドを用いて、音楽配信、動画配信等に対応した高機能型
複合ポータブルデバイスの開発・製造・販売を目指しており、PCに次ぐ基幹事業の育成
につき検討を重ねております。

【5】M&Aの推進
今後も、優良であると判断したPC関連企業(ハード・ソフトを問わず)については、
積極的にグループ会社化を検討する予定でおりますので、【3】同様、多くの相乗効果が
期待できるパートナーの発掘を継続してまいります。

2.当社の事業リスクについて

PCの製造・販売を主力事業としておりますので、製造物責任や知的財産権に関する紛争
といったメーカーとしてのリスクは当然のこと、大きな要因としてPCパーツの仕入時に
おける為替リスクが挙げられます。
回避策として、前月度の為替平均を参考に1ヶ月毎の価格改定をおこない、製品価格に
随時反映させていくことで為替差損を吸収できる仕組みとしていますが、円安の度合いが
急激である場合には、吸収しきれずに業績へ影響を及ぼすおそれがございます。

また、グループの急拡大に伴う人員の確保が恒常的な課題であり、同時にリスクでも
あります。既存社員に向けた教育・研修制度の拡充をおこなうとともに、採用面に
つきましても、より充実した求人内容とするよう鋭意努力を重ねております。

3.成長過程において削るべきもの、追加すべきもの

当社グループは、純粋持株会社体制を採用しておりますため、グループ重複部門の集約
による販管費削減は必須と考えております。
追加すべきものにつきましては、「1.当社の成長要因について」における記載とほぼ
同様となります。
その他、グループ戦略上の必要・不必要は随時判断し、適宜追加・削除をおこなって
まいります。

【IR-QAの評価】
IR室の対応は素早く好感を持てます。
会社が挙げるリスク面を注視する事で投資妙味が出てくるのではないでしょうか?
実は私が使用しているPCは「マウスコンピューター」のBTOを利用したものです。
使い勝手には非常に満足しています。


MCJ
HP http://www.mcj.jp/

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投稿者 on 2007年05月01日 16:49

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